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公益財団法人 伊方原子力広報センター様

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公益財団法人
伊方原子力広報センター様

伊方町 ふるさとの魅力再発見カレンダー

「町民の暮らしに潤いを与える」というコンセプトに基づき、伊方町内全戸に配布されるカレンダーを2020年度以降制作しています。テーマは伊方町様の取り組みに着目して設定。2023年版は、地域の歴史・文化を伝える文化振興拠点「佐田岬半島ミュージアム」のオープンに合わせ、伊方町の過去、現在、未来を写真で巡る「いかタイムトラベラー」を、また2024年度版は、“ふるさとへの愛着”を育む取り組みの一環として始めた「佐田岬トーク(投句)プロジェクト」にスポットライトを当て、「いかたハイク」をテーマに制作しました。

「いかタイムトラベラー」では、伊方町の昭和の人々にフォーカスをあてた写真家・新田好さんの作品を起用。写真家・浅田政志さんが新田作品のオマージュとして、当時の写真に映る場所や人の今を撮り下ろしました。

地元の方に参加いただいた撮影では、懐かしい昔を語るお年寄りと、好奇心いっぱいにその話に聞き入る子供たちの姿が。老若男女が輪を囲み、地域の誇りと未来を語る、そんなコミュニケーションが弾みました。

「いかたハイク」では、伊方町出身の俳人・坪内稔典先生を招いた俳句交流会の開催に始まり、町内から有志を募り12の俳句チームを結成。ふるさとの魅力を再発見する我が町吟行、ふるさとの魅力を見つめ直しました。

誌面では、ねんてん先生の句とともに町民チームの句を毎月掲載し、なかむら葉子さんの挿絵が彩りを添えました。伊方町ならではの季節の風景と暮らしの情景を映したカレンダーとなりました。

工夫したポイント

シビックプライドの醸成にも役立つものになることを目指し、町民の皆さんに参加いただいています。「町民の暮らしに潤いを与える」というコンセプトと、町民のシビックプライドの醸成にもつながる「町民参加型」の制作スタイルが著名人の共感を得て、過去には写真家の浅田政志さん、伊方町出身の俳人・ねんてん先生らに参画いただきました。

結果・評価

過去5回連続で受託、2020年度第40回、2021年度第41回愛媛広告賞を受賞。中でも「いかタイムトラベラー」「いかたハイク」は町外に住む伊方町出身者からも問い合わせを多くいただき、好評を得ています。

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